大谷翔平と“野球の神様”との関係、野球の神様に近づく74本のホームラン

「野球の神様より上」と評価される!

2021年のシーズンは、開幕から連日の”ショウタイムでした。大谷翔平選手に、世界が熱狂した年となりました。

7月12日に行なわれた球宴では、本塁打競争に加え、オールスターにも参戦しました。

その”才能”を米スポーツ専門誌『Sports Illustrated』は、「オオタニはベーブ・ルースではない。彼はルースより上だ」と評価したのです。

さらに、「オオタニは、我々が畏敬の念を抱き、刺激を受け、毎日のように気に掛けてしまう、数世紀に一人のプレーヤーだ。ピッチング、バッティング、そして走塁とあらゆるタスクを自由自在にこなし、リトルリーガーたちの羨望の的となっている彼は、ルースと比較するだけでは十分ではない存在だ」とも。


(参照:https://xn--pss26jos8anmk.xyz)

ベーブ・ルースといえば、野球ファンであれば、誰もが知っている「野球の神様」と呼ばれる存在です。

同誌によれば、投手と打者として347試合に出場した試合で、大谷選手が残している長打率は.552であり、これはルースの(.541)よりも上の数字だと評価しています。

また、投手にフォーカスをしても、大谷選手は他のレジェンドたちを凌駕しているといっています。

最初の24試合に関すると、通算354勝のロジャー・クレメンスが10勝6敗で、防御率4.23、143奪三振だったのに対し、大谷選手は7勝4敗で、防御率3.97、149奪三振と優っているのです。

「オオタニはクレメンスのような投球を見せつけ、メイズのような打撃もやってのける。野球の天才である彼への評価は、いまだ過小評価されている感が否めないが、現時点でルースたちのような歴史的なレジェンドたちと十分比較するに値する」

同誌は大谷選手を現代の「野球の神様」だといわんばかりに評価しているのです。
(参照:https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=43509)

大谷選手は「野球の神様」を信じている!?


(参照:https://www.jprime.jp)

ある記事で、大谷翔平選手にこう尋ねています。

「野球の神様を信じますか?」

その質問に対して、大谷選手はこのように言っています。

「いると思いますよ、メチャクチャ野球がうまい野球の神様。小っちゃい頃から野球を始めて、終わるまでの野球人生が30年以上あったとして、全部の技術を習得することはできないと思うんです。走攻守、すべてにおいてレベル100なんてあり得ない。
だからどこまでそこへ近づけるのかが一番の楽しみですし、現役のうちにできる野球の技術、すべてに取り組みたい。僕は、ここまで野球がうまくなった、ということを自分の中に残したいんです。すべてレベル100の全スキルを持っているのは野球の神様だけですからね」

ライバルが野球の神様!

大谷選手が目指しているのは、野球の神様に近づくことだといいます。

しかし、大谷選手にとっての野球の神様は、ベーブ・ルースではありません。彼の心の中にいる野球の神様は、彼の永遠のライバルであり、今の自分が100のレベルだと思えない限り、追いつけない存在なのです。

つまり、誰に勝とうが、タイトルを獲ろうが、大谷選手にとって心が満たされる瞬間がくることはないのです。

そして、今の彼には時間もいくらあっても足りないようです。

練習をする、食事を取る、休む。

大谷選手の生活のすべては、「野球がうまくなるための時間」なのです。

野球の神様に好かれる生活を

大谷選手は自身の生活についてこんなふうに話しています。

― 練習について

「練習するからには常にきっかけを求めてやっている、というのはあります。
ひらめきというか、こういうふうに投げてみよう、こうやって打ってみようというものが、突然、降ってくることがありますからね。
もし休みだからって練習をしなければ、そのひらめきには出会えない。そう考えると練習を休む怖さってありますよね。自分がもっとうまくなれたかもしれない可能性を自分で潰してしまうんですから……」

― 食について


(参照:https://news.yahoo.co.jp)

「味のことは考えていません。基本のPFC(たんぱく質、脂肪、炭水化物)のバランスを整えることがメインで、調味料がどうのこうのではないんです。
栄養素でいうと、たとえばオートミール、白米、玄米、パスタがあったとして、その人に合う炭水化物があるので、それをいろいろ試しています。美味しいかどうかではなく、筋肉の張り感とか体重の変化を見ながら、長期間、主食をオートミールに置き換えたらどうなるのかなとか、食事でそういう実験をしています」

大谷選手にとって、「美味いものをたらふく食べたい」というような食に対する欲はあまりないようです。その代りに、野球がうまくなりたいという欲が強いのでしょう。
本当はチョコレートやクレープが大好きなようですが、体作りの邪魔になる時期には口にすることはしない、そう徹底しているようです。

― 睡眠について

大谷選手にとっては、寝ることさえも、野球がうまくなるための時間だと考えているようです。

「これだけ毎日のように試合に出るとなると、リカバリーのほうが大事になってきますからね。どれだけフレッシュな状態で毎日、試合に入れるか。一試合単位で考えても、ケガをしないで1年間やり通すという意味においても、一番大事に考えているのは寝ることです。
もともとシーズン中はいっぱい寝るようにしてきましたけど、今年はとくにいっぱい寝るようにしています。ナイターの翌日がデーゲームなら6、7時間寝られればいいほうかなという感じですけど、ナイターの翌日がナイターだったら10時間から12時間は寝ています」

(本文参照:https://www.asahi.com/ads/shohei_ohtani2021/)

野球の神様に追いつく日


(参照:https://www.daily.co.jp)

大谷翔平選手は、野球の神様をライバルだと考え、追いつけるように日々精進しています。彼にとっては、2021年のシーズン、46本の本塁打では野球の神様の足元にも及ばない数字なのでしょう。

もしかすると、メジャー・リーグ最多のバリー・ボンズのホームラン数、73本ですら物足りないと感じるかもしれません。

大谷選手にとっては、野球の神様に最も近づくための最低条件が、走攻守の全てにおいて世界一をとることのようです。

そのため、1日1日の練習こそが自分を進歩させ、いつか野球の神様に追いつけると信じて、これからも進んでいくに違いありません。

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